Omni ライブセルイメージングシステムでは、複雑な生物学的データの取得が簡単に行えます。明視野・蛍光いずれのイメージングにも対応しています。付属のソフトウエアを用いて、細胞の状態や機能をラベルフリー、且つリアルタイムで検出・解析します。

 

 

ソフトウエア / アルゴリズム

アッセイの内容に応じて、５種類のソフトウエアからご選択頂けます。

細胞コンフルエンス – 明視野、蛍光いずれのイメージングアッセイにもご利用頂けます。細胞継代タイミングの探索、細胞の増殖・傷害のトラッキングなどに最適です。

損傷治癒/スクラッチアッセイ – 細胞損傷、治癒の経過を、経時的にトラッキングします。

コロニー形成アッセイ - 細胞の増殖とコロニーの形成をトラッキングし、数値化します。細胞毒性、免疫療法の効能評価に最適です。

蛍光イメージング - 蛍光イメージングアッセイにおいて、蛍光染色した細胞の経時的な変化を定量化します。

オルガノイド解析 - 最先端のマシンラーニングアルゴリズムを用いて、培養容器内のオルガノイドを検出し、トラッキングします。

 

 

FAQ:

どのように画像取得を行いますか？

上部のライトアークからLED照射し、下部のカメラを移動させて撮影します。明視野撮影においては、 カメラは86 124 mm (3.4 x 4.9 インチ）のエリアをスキャンし、連続して画像を取得していきます。１回のスキャンで約7850のスナップショットが形成され、86 x 124 mm (3.4 x 4.9 インチ）のエリアを再生します。蛍光イメージングにおいては、well内の撮影エリアを設定し、ご自身で撮影回数を選択します。取得された画像はクラウドに保存され、付属のイメージング解析ソフト（アルゴリズム）、或いは市販のソフトを用いて解析することが可能です。

どのような画像解析が使えますか?

以下の解析ソフトウエアモジュール（アルゴリズム）がご使用頂けます。 細胞コンフルエンシー（明視野・蛍光いずれのイメージングに対応）: コロニー形成 : 蛍光対象物カウント　など。 また、生画像データをダウンロードし、ご自身或いは市販ソフト上での解析も可能です。

インキュベータ内で使用できますか？

はい。Omniは細胞培養インキュベータ内への設置が可能です。温度5-40℃、湿度20-95%内の環境にてご使用頂けます。

どのような培養容器が使用できますか？

高さ55 mm (2.2 インチ）以下で、86 x 124 mm (3.4 x 4.9 インチ）のスキャンエリア内に設置可能な透明容器がご使用頂けます。6 ～ 384 ウェルプレート、培養皿、フラスコ（T25～T225)など、多彩な容器がご使用頂けます。